生還したぞ
私はたぶん、小脳AVMという病気について理解が浅く
怖さを知ろうとしていなかったと思う。
術後体調が落ち着いてきた私の両腕には、
何度もの点滴などによる穴の跡と内出血のアザが数ヶ所残っている。
見る人によっては痛々しくて嫌かもしれないが、
これは頑張った証だから
自分的には誇りでもある。
術後の痛みや苦しみは、
病院のスタッフの皆さんの献身的な看護がなければ、
家族の愛情がなければ、
自分のことのように思ってくれて信じて待っていてくれる友人たちがいなければ、
到底乗り越えられるものではない。
私はずっと自他共に認める仕事人間としてやってきた。
私はそういうタイプの人間だとも思っていた。
しかし私の生きる意味はそこでしかなかったわけではなかった。
人生を考えたとき、私にとっての生き甲斐は、
誰かのために何かができることだった。
それは特別なことではなく、
主婦が家族の為にご飯を作ったりする、そんな普通のこと。
まだ克服しなければならないこともあるけれど、
治ったとき
支えてくれたみんなに、どうやって恩をお返ししようかと
それが目下の悩みである。
K先生へ
>またご挨拶ができないまま退院になってしまいました。
失礼をしています。
二階にいる頃、気にかけてくださって毎朝来てくださっていたことも、この場を借りて御礼申し上げます。
できれば緊急入院したときのことや、
「AVMをペロペロにする」、と先生が書いてたのを実は知ってました、ってこと等色々お話したかったです。…おもしろそうだから。
それでは、今後は検査でのみお会いしたいと願っておりますので、その節はまた宜しくお願いします。
よいお年を![]()


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