カメラマンデビュー
昨日、披露宴のお仕事を無事終えました。
東京での結婚式&本披露宴をした後の地元でのお披露目ということで、お身内のみの披露宴でした。
が、今回は本職の花の仕事に加え
新郎新婦さまが遠方にいらっしゃたのでパニエの手配と美容師さんを呼ばないということで、お色直しのお手伝い(新郎さまのブートニアと、新婦さまのヘッドドレスの生花を着けて差し上げる程度)をし、さらに打ち合わせ時に
『趣味も兼ねて花が多いですけど写真も撮ったりしますよ~』とポロッと言っちゃったこの口と、頼まれたら断れない性格により、なんとカメラマンとして参加させていただくことになりました。
いやいやいやいやいや~~~
カメラマンて大変!
食事をとる暇もないのは分かっていたけれど、こんなに写真を撮るのにいろいろな気を遣うのかと。
きちんとその人を撮ろうとすると、他のゲストの邪魔になるところに立たなければいけないし、それを遠慮ばかりしていると遠くから撮った写真やつまらない写真になっちゃうし。
少しでもいい写真を撮りたいカメラマンはそこの辺をいつも葛藤するという話は聞いたことがあるけれど、本当にそうでした。
撮ったことのない人や、妥協する人は、
「プロだったら決めの写真を1枚で撮れ」だとか、
「枚数が多いのは腕がないのをフォローしてるんだ」とか言うみたいですがそれは無理。
無茶言うな。
プロのカメラマンが納得できる写真を撮る為にどれくらいの光やカメラの調整と何百回何千回のシャッターを切っているか。
うん、よく分かった。
見てるのとやってみるのじゃえらい違いですから、ひとつ勉強になりました。
地元での披露宴でしたので、花屋でのお客様やお得意様も出席なさっていて、
「あれ、あなた写真も撮るの?」
後ろで 「あの人花屋だよね?」 という声が。
いえ、写真だけなら誰でも撮れるんですけどね。
大変お恥ずかしい。
ほんと、プロのカメラマンて偉いわ。
それにやっぱり写真は難しい。深い。
それでもこの一年くらいの間に、友達の結婚式で撮らせてもらったりする機会が増えて1つずつ何かしら学習してステップアップしているような気がします。(のはずだ。)
写真を撮る技術だけではなく、装花が披露宴の中で角度やシチュエーションの変化でどう見えるか、実際に撮ってみるとよく分かるので花屋としてもとても勉強になります。
ヘッドドレスの生花の処理も、美容師さんによってこういう風に処理してほしいというご希望はまちまちでその都度いろいろ工夫をしていたのですが、花の水持ちが一番心配な花屋側と美容師さん側との折り合い点がなんとなく見つかったような気がします。
とてもチャレンジャーな新婦さま、機会を与えてくださってありがとうございました。
お開きの際、通常はしていないのですが会場内の花を抜いて幾つかゲストの方にまとめて差し上げました。
カメラを降ろし、ハサミを腰にいつもの花屋スタイルに戻って。
そんな私を見て、ゲストのおじいちゃんが
『そのハサミ姿気に入った!今度一緒にりんごの剪定してくんねーか?』って。
かわいくて思わず笑っちゃいました。
でもね、私の本職は花屋なんですってばー。
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