生還したぞ

私はたぶん、小脳AVMという病気について理解が浅く
怖さを知ろうとしていなかったと思う。


術後体調が落ち着いてきた私の両腕には、
何度もの点滴などによる穴の跡と内出血のアザが数ヶ所残っている。
見る人によっては痛々しくて嫌かもしれないが、
これは頑張った証だから
自分的には誇りでもある。

術後の痛みや苦しみは、
病院のスタッフの皆さんの献身的な看護がなければ、
家族の愛情がなければ、
自分のことのように思ってくれて信じて待っていてくれる友人たちがいなければ、
到底乗り越えられるものではない。


私はずっと自他共に認める仕事人間としてやってきた。
私はそういうタイプの人間だとも思っていた。
しかし私の生きる意味はそこでしかなかったわけではなかった。

人生を考えたとき、私にとっての生き甲斐は、
誰かのために何かができることだった。
それは特別なことではなく、
主婦が家族の為にご飯を作ったりする、そんな普通のこと。


まだ克服しなければならないこともあるけれど、
治ったとき
支えてくれたみんなに、どうやって恩をお返ししようかと
それが目下の悩みである。


K先生へ
>またご挨拶ができないまま退院になってしまいました。
失礼をしています。
二階にいる頃、気にかけてくださって毎朝来てくださっていたことも、この場を借りて御礼申し上げます。

できれば緊急入院したときのことや、
「AVMをペロペロにする」、と先生が書いてたのを実は知ってました、ってこと等色々お話したかったです。…おもしろそうだから。

それでは、今後は検査でのみお会いしたいと願っておりますので、その節はまた宜しくお願いします。
よいお年をshine

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再挑戦

再手術を受ける決意が固まりました。

先日の検査のときにはすでにでていた話なのですが、なかなか踏み切れずにいました。

医師から「再手術」の言葉を聞いたときは、ショックで吐き気がしました。


退院の際の血液検査で、全く別の病気の疑いもみつかっていたので、正にWパンチでした。


それから二週間、思い悩み、様々な覚悟をし、周りの人たちに支えられ
もう一度頑張ることに決めました。


心から心配してくれた友人全てに報告する勇気がなくて、ここで初めて知ることになってしまった方、ごめんなさい。

少なからずショックを与えてしまうことになるだろうと思い、今まで公表できませんでした。

予後が良ければ年内ギリギリに退院できそうです。

来年、待っててね。


よいお年を!

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脳血管撮影

撮影は撮影でも頭ん中っすよ。

ちょっと痛い表現(っつーか実体験だけども)がでてきますから、具合が悪くなりそうな人は読まなくてよーし!


今後の治療方法の決定の為に受けてきました
「脳血管撮影:動脈穿刺法」

その名のとおり動脈に穿刺してカテーテル(管)を入れて造影剤を注入して撮るんです。
手首か内肘の動脈、それがだめなら鼠径部(足の付け根)
局所麻酔の注射もしますけど、血管を通るのも分かるし、腕から入れた時は腕と腕の付け根の辺りが、足からのときは肩の辺りが痛いです。

全員が全員、痛みを感じるわけではないようです。
若い人(30代までかな?)は血管が敏感な反応をして、
異物が入ってきた!大変だ!と収縮してしまい、それが痛みを感じる原因のようですよ。

…先生が「若くてデリケートだってことです。」って言ってくれたけど、それは慰め?

いやいやいやいや

自分ではそんなつもりは微塵もありませんけど。

私自身は四回この検査を受けていますが、そのうち二回は全身麻酔をかけられていたため、記憶が全くありません。

何回もこの検査を受けると
余計その反応は強くなるようで、今回は肘からも挑戦しましたが結局だめで、鼠径部からの検査に切り替わりました。

緊張と不安と痛みで汗をびっしょりかき、
通常一時間で終わる検査が、終わってみれば二時間経っていました。

途中で先生が「午前中予定の方、一人午後にって連絡しといて。」って看護師さんに指示なさってました。
「あぁ申し訳ないっすなぁ、どなたか存じませんが。」ってね、思ってました。


その後は八時間安静にしてなきゃなりませんでした。
腕だけだったら三時間で済んだんですけど。

にしても止血プレートで圧迫されてんのが痛いのよねぇ。


患者って不満言わないで先生や看護師の言うこと聞いて我慢してなきゃいけないと思ってました。

でも違う。
やっぱ辛いものは辛い。
改善してもらえることもあるんですね。

訴えてみたら少し弱めにしてもらえて、かなりラクでした。
前回一時間の我慢が今回15分で済みましたから。
女性は特に我慢しちゃうことも多いと思うんですけど、
痛みを我慢すると血圧も上がるらしいので
我慢すればいいってものでもないし、
健康な人も何より重大な病を見逃してしまうこともあるので気をつけてくださいよ。


一泊入院の後、自宅に戻ってみると日増しに眩暈がひどくなり(元々毎日あるけど)、四日目に外来を受診。

初対面の先生でしたが、よく話を聞いてくださり
ま、結局「そういうこともあります。」ってことで納得して帰ってきたんですけど。

何が言いたいかって言うと、

その先生が超爽やかな男性だった!!ってこと。

タッキーと福山雅治氏を足して2で割ったような。

どこまで爽やかなんだ!と。


でも…左の薬指にはキラリと光る指輪が。


はい残念!!!

まぁそんなにがっかりしなさんな。

でもね、
「痛い検査終わったと思ったら具合悪くなって来てみたら、こんな初対面の医者ですみません。」とか
医師として細やかな気遣いと機転の利いた会話、

パーフェクト!!!


素晴らしい。

いるんだなぁ〜。
語弊があるといけませんのでお断りしておきますが、私の担当の先生方もそれぞれ素敵で大好きですよ☆

まだ世の中捨てたもんじゃない。

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退院しました

おかげさまで、ありがとうございます。


まだ検査入院や、その結果を元にした治療が残っているので
残念ながら本格的な職場復帰のメドはついておりませんdespair


現在、実家で家のことを手伝いながら療養中であります。

眩暈は変わらず、視界は完全には良くなってはいませんが、
相変わらず元気です。


発症からリハビリテーションまで、私が経験してきたことが
どなたかのお役に立てればと思い、
ゆっくりなペースになるかと思いますが少しずつでも書いていきたいと思います。

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